忠告
私は、彼に甘えすぎている。
彼は、きっとなんでも受け止めてくれるはず。
そんな風に思うから、
ストレートにぶつけることが多くなった。
自分の全てをさらけ出したい。
彼への気持ちも、素直に伝えたい。
そこで、彼は、じゃじゃ馬の私の手綱を引いてくれた。
ストレートすぎるのは、気をつけるように。って。
相手が気を使うようになるってね!
それがわかるようになった。って彼は言った。
いつになく重みのある言葉だった。
彼は、昔、今の私だったことがある。
そして、今回、逆の立場になったことで、、相手の気持ちがわかるようになったと言う。
このことは、私は、肝に銘じなければならないことだと、胸に突き刺さった。
なによりも優先して。
私が1番嫌がることを
彼にさせるところだった。
じゃあ、私はどうしたらいい?
ストレートはやめて、オブラートに包めばいいの?
言わない方がいいことだってあるの?
今更、何を悩んでいるのだろう。
ただ、忠告が、今の私には、必要な薬だった。