私と彼の秘密 その後

母,妻、そして女。

忠告

 

私は、彼に甘えすぎている。

 

彼は、きっとなんでも受け止めてくれるはず。

 

そんな風に思うから、

 

ストレートにぶつけることが多くなった。

 

自分の全てをさらけ出したい。

 

彼への気持ちも、素直に伝えたい。

 

そこで、彼は、じゃじゃ馬の私の手綱を引いてくれた。

 

ストレートすぎるのは、気をつけるように。って。

 

相手が気を使うようになるってね!

 

それがわかるようになった。って彼は言った。

いつになく重みのある言葉だった。

 

彼は、昔、今の私だったことがある。

 

そして、今回、逆の立場になったことで、、相手の気持ちがわかるようになったと言う。

 

このことは、私は、肝に銘じなければならないことだと、胸に突き刺さった。

 

なによりも優先して。

 

私が1番嫌がることを

彼にさせるところだった。

 

じゃあ、私はどうしたらいい?

 

ストレートはやめて、オブラートに包めばいいの?

 

言わない方がいいことだってあるの?

 

今更、何を悩んでいるのだろう。

 

ただ、忠告が、今の私には、必要な薬だった。