私と彼の秘密 その後

母,妻、そして女。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

他人のブログを読んで思うこと

私の夫が、ブログを書いていたら、 私のことをどんなふうに書くんだろう。 綺麗で、 スタイルが良くて、 優しくて、 料理が上手で、 愛してやまない。 とでも書くのかな? 人のブログを読んで、 奥さんのことを羨ましく思うなんて、 しょうもない。 時間の無…

景色が違って見えた時

夜の犬の散歩の時間になった。 西の空に、夕焼けが見える。 もうこんなに明るくなったんだね。 心の中で、彼に話しかける。 さあ、行こうか! 私は、相棒と一緒に歩き出した。 この空と同じように、 私も、暗闇から抜け出した気がしたんだ。 あの関係は、い…

今日思うこと

私は、いつも彼のことを思うけど、 彼は、どうなんだろう… 一瞬だけでもいいから、 私のことを思い出してくれていたら、嬉しいな。 元気かな?って、考えてくれていたら、嬉しいな。 これは、自分が好きなように、想像したらいいか…。 きっと、私は、彼の中…

今、思うこと

本当は、嫌われたのかも。 呆れられたのかも。 最近は、そんなことばかり考えてしまって、1人の時間が辛い。 犬の散歩をしながら、彼が聞くラジオを聴いても、 イスラム軍と十字軍の戦いなんて、私には、難しすぎるよ。 彼には、すんなり理解できるのだろう…

約束

2年前、 私たちは、毎朝、4時過ぎに、挨拶を交わし、 5時半になると、犬の散歩に出た。 別れてからは、この人を忘れるのに、1年かかった。 そして今度は、 彼を忘れるために、この人を利用する。 今は、愛だの、恋だの、一切存在しないから、 不思議だ。 私…

再会

起きてる? すると、 2年前と同じように、 LINEが返ってきた。 この人の朝は、いつも早い。 どうしたんですか? 相手の返事は、よそよそしかった。 話すことなんてないから、 私は、用事は無いと言った。 そして、あなたは今、何をしてるの?と、聞いてみた…

昔の男

日曜の朝。 時計を見たら、四時過ぎだった。 夫は、夜勤で、私はひとり、再び眠りにつこうと目を閉じた。 けれども、なかなか眠れない。 淋しい。 スマホを開けると、ゆうべ、彼に送ろうとしたLINEが、そのまま残っていた。 私は、ひとりで久しぶりに天獄に…

ローズマリーの花言葉は、 変わらぬ愛。 私は、ブログに、変わらぬものなど、何もないと書いた。 ここじゃないよ!他のブログにね! そして、愛なんて、いつか終わるものだと書いた。 けれども、よーく考えてみたら、 あるブロガーの人は、奥さんに永遠の愛…

彼の呼び方

彼のことを下の名前で呼んでいたら、 付き合っている恋人みたいな気分になれた。 それももう、やめないとね。 彼は、 他に好きな人でもできたのかな? それとも、 奥さんの元へ戻るのかな? いづれにせよ、 私は、馴れ馴れしくする資格がない。 彼の名前を …

Mに、支配される時

ゆうべは、ひどいLINEを彼に送りつけた気がする。 直球以外の何ものでも無い。 もう、彼は、受け止めてくれないと、理解しているというのに、 当たって砕けるのは、わかっているはずなのに、 あえて、そこは、考えない。 なんて、図々しい女。 朝起きて、確…

夜の散歩

午後7時。 いつもの通り、犬を連れて出発する。 もう、LINEが来ることをいちいち確認しなくてもいい。 彼からは、来ないから。 通知オフにもしなくていい。 鳴らないから。 非表示にしなくてもいい。 後ろめたい事は、もう何も無いから。 ブログでも書いて歩…

これから執着する事

好きな人とお別れしたら、 何に執着したらいいと思う? 私は、教えてもらったよ。 相手の幸せに執着したらいいんだって。 何もできないけどね。 そう願う事ならできるよ。 今日は、 お嫁ちゃんと孫を病院まで送ってきた。 私が午前中、自由に動けるのは、 こ…

今後の私

私は、彼のことを恨もうと思った。 そして嫌いになろうと思った。 でも、 それは無理だとわかった。 彼の行動には、いつも意味がある。 返信をくれないのも、 彼なりの考えがあってのこと。 それは、私の存在を否定するのではなく、 もっと広く、深い意味が…

風向きが変わる日

私は、男の人が、夢を見る世界を作りたい。 男の人が、想像する理想の世界を実現させたい。 そう思っていたのに、 なのに、私が今、していることは、 この関係を卒業したという彼のことを 未練がましく追いかけて、 いつかまた、元の関係に戻れるのではない…

私も貝になりたい。

また、ここに逃げてきた。 辛くなったら、ここに来る。 私は、彼の思いを尊重するために、 昨日、お別れしたような気がする。 これからの関係は、バーチャルな世界といえども、お付き合いはしていない関係。 つまり、もう存在しないのではないか? それが本…