私と彼の秘密 その後

母,妻、そして女。

私も貝になりたい。

また、ここに逃げてきた。

辛くなったら、ここに来る。

 

私は、彼の思いを尊重するために、

昨日、お別れしたような気がする。

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これからの関係は、バーチャルな世界といえども、お付き合いはしていない関係。

 

つまり、もう存在しないのではないか?

 

それが本音。

 

もう、この先ずっと、話せないのではないか?

 

そんな予感。

 

だったら、私も、

 

ある映画のタイトルのように、

貝になりたい。

 

 

 

 

 

私は、彼がそうやって、守ってくれたとしても、

 

崩壊の道に進むことだってできる。

 

なのに、

 

崩壊の道に進むことを躊躇し始めている。

 

そうやって守ってくれた自分を

傷つけるのは

 

いけない気がする。

 

 

でも、自分を守るのは結局、自分しかない。

 

彼が守ったのは、

 

彼の知ってる私でしかない。