私と彼の秘密 その後

母,妻、そして女。

自分だけの記録。

時々、彼にラインしたくなる時がある。

 

夫が嫌な時。

 

彼が何してるのか、気になる時。

 

そんな時、最近は、今までに居なかった誰かが現れる。

 

そして、私にささやく。

 

どーせ、既読にならないよ。

 

どーせ、見てくれないよ。

 

そして私は、LINEを送るのを止める。

 

彼は、遠い昔、

 

私だった。

 

誰かを執拗に愛し、

 

その愛は、一方通行だった。

 

だから、彼は、私の気持ちがわかるから、優しく接してくれていたんだ。

 

もう、終わりにしようと思った。

 

忙しいから、LINEが見れなくて、送れないのではない。

 

それ以上でないからだ。

 

私は…ようやく気がついた。

 

遅すぎたね。

 

ごめんね。

 

 

 

 

 

 

でもやっぱり、難しいの。好きだから。

 

甘えたい。