心の傷
ずっと頭の中に、あのLINEの文章がぐるぐると巡るよ。
彼が、私の問いかけに、どれも当てはまると言ったこと。
あなたには、想う人がいるの?
素敵な人が現れたの?
それとも、奥さんを愛しているの?
全てを肯定したあなたに、私の心は引き裂かれました。
さらにトドメを喰らったことは、
今度、生まれ変わったら、私になるよ。と言ったこと。そしたら、私の気持ちがわかるだろうからって。
私は、別に、あなたに生まれ変わらなくても、あなたの気持ちを想像して、
分かろうと努力してきたよ。
いいや、
本当のところは、生まれ変わって、相手の立場にならないと、分からないのか?
誰も相手の本当の気持ちなんて、分からないんだから。
想像するだけしかできないんだから。
あってるのか、間違ってるのか、それすらも分からない。
あなたが、私をどう思っていたかなんて、
全く持ってわかりやしない。
ただ、私のことを愛してくれていたら、きっと、こんな結末にはならなかった。
だから、
そういうことだ。
今日は、そんなことを考えていた。
もう、季節は、梅雨を迎えた。