私と彼の秘密 その後

母,妻、そして女。

復縁に向けて

夫を愛せるようになれるかな?

 

私が愛してやまなかったのは、

 

夫ではなく、

 

先輩だった頃。

 

今は、嫌なところばかり見えて、

 

怖くて怯えていている。

 

それでも、ここにいる理由は、

 

他に守るものがあるから、

 

他に行くところもないから、

 

自分で生きる力がないから。

 

 

 

彼の存在は、

 

心の拠り所だった。

 

今でも、声が聞きたくなる。

 

電話をかけてもいい?

 

 

そしたらきっと、あなたは言うだろう。

 

笑いながら、

 

まだまだだなぁ〜って、見守ってるから。

 

って。