封印されたトークルーム
8月6日、朝になって、彼のトークルームと、
あの人のトークルームを削除した。
彼のトークルームの最後は、
私の中の蛇が出ていた。
夫のことや、自分の忌々しい想いや、惨めさを暴露した。
彼になら、ぶつけていい気がした。
そしたら、私は、スッキリした。もちろん、既読は付くものの、返信はなし。
それも想定内のことだ。
あの人のトークルームは、いつも、冷たい態度だった。
でも、私も優しくして欲しいと言ったら、その時は優しい。
都合のいい存在だった。
この人は、やりたいことを見つけて、実行し、実現させる人。
私はいつも、羨ましい眼差しで見つめるだけで、その度に、自分が嫌になった。
人生一度きりだから、やりたいことをやらないと!
いつも、事あるごとにそう言ってくれた。
私は、やりたいことがわからないと言ったら、
好きなことをすればいい。
そう答えてくれた。
最後に話したのは、
あと10人は抱きたい。
結婚が、期限付きだったらいいのにね!
私は、今日、リセットした。
やりたいことに向けて、気持ちを入れ替える。
次に始まるトークは、
相手を尊重して、
前向きで、
品があって、
魅力的な私で有りたいと思う。
その時まで、ここは、封印される。